引っ越しには大量のゴミが出ますよね。引っ越し日までに荷造りをしながら不要なものをあらかじめ処分をすることはできますが、生活している間はどうしてもまた新たなゴミも出てきます。
引っ越し日のタイミングによっては資源ゴミや粗大ゴミが引っ越し当日までに捨てられないこともあるでしょう。では、引っ越し当日に残ってしまったゴミはどのように処分したら良いでしょうか?
引っ越し当日に出たゴミの処理方法
引っ越しの最終段階、いよいよ旧居を引き払う時に出た不用品は残しては行けません。ゴミ処理場に持ち込んだり業者に頼むなどの策を考えておきましょう。引っ越し日までは使いたいが、新居では不要なものなどもありますよね。
引っ越し当日に自分でゴミ処理場に持っていくのもなかなか大変です。業者に依頼すれば引っ越し作業と同時にゴミの回収をしてもらうことができます。
ゴミ処理場へ直接持ち込む
自家用車があり、車に乗せられる量や大きさのゴミならば、最寄りのゴミ処理場に持っていくのが一番安くすむ方法です。自治体によって料金は異なりますが、紙ゴミなどの生活ゴミなら10キログラムにつき300円前後で捨てられます。
引っ越し業者 に依頼する
引っ越し業者に依頼するなら、見積もり時にあらかじめどんなゴミなら回収してもらえるのか、金額はどのくらいかかるのかを聞いておきましょう。
サカイ引越センター
有料ですが粗大ゴミ以外も対応しています。
参照:サカイ引越センター
ハート引越センター
基本的には無料で家具や家電、パソコンや食器類などを回収してくれますが、目立つ傷や汚れがないものに限ります。家具は購入5年以内で、家電はリモコンや取扱説明書が必要です。汚れや破損があるものは有料引き取りになります。
参照:ハート引越センター
日本通運
粗大ゴミなどは委任状を出して有料で引き取り可能ですが、生活ゴミは引き取り不可です。
参照:日本通運
便利屋・不用品回収業者
便利屋、不用品回収業者は即日引き取りなどにも対応していて融通がきく分、金額もそれなりにかかります。
これらの業者に依頼するメリットは、重い不用品も運び出してもらえること、解体が必要な場合もやってもらえる、有害なものや危険なもの以外はほとんど処分してもらえる、すぐに来てもらえることなどです。
料金体系は業者によって様々で相場があるわけではないので何社か比較してみるのが良いでしょう。基本料金がかかる業者、トラック一台に載せ放題の業者などもあります。
不用品回収業者は悪徳業者も増えているため、一般廃棄物収集運搬許可を持っているか、所在地が明確な業者かどうかは最低限確認しましょう。
業者に頼まず自分で何とかするなら
粗大ゴミなどはなく、少量の生活ゴミだけが残った場合なら、親しいご近所さんにお願いしてゴミの日に捨ててもらったり、自分で引っ越し先まで持っていくことも考えてみましょう。
近所の人などに頼む
親しい友人や、親戚などが近所に住んでいて、迷惑にならない程度の生活ゴミなら、ゴミ収集日に出してもらうよう頼むのもいいかもしれません。あくまでも相手の厚意に甘える行為なので厚かましいお願いは避けましょう。
持っていく
自分は自家用車で移動するなら、積めるゴミは引っ越し先に持っていき、新居のゴミ収集日に出す、という方法もあります。ただし、量が多い場合は引っ越し先の自治体のゴミ処理場に持ち込む配慮が必要です。
まとめ
引っ越し当日に出るゴミをなるべく減らすためにも、自治体のゴミ収集日や粗大ゴミ回収日をきちんと把握し、計画的にゴミ捨てをしておきましょう。
引っ越し当日までは使う粗大ゴミなどは引っ越し業者や即日回収の廃品業者に依頼できますが、生活ゴミは引き取りしてもらえないこともあります。いずれにしても引っ越し当日に生ゴミはなるべく残さないようにすることも肝心です。