ガス、水道など公共料金の停止、開始手続きと立ち会いについて

引っ越しをする時に必要な手続きの一つに、ガスや水道の停止、開始手続きがあります。これらは一度やってしまえば、住んでいる間はずっと利用できるので忘れがちですが、ちゃんと手続きしておかないと困ったことになってしまう場合があります。そこで、それぞれの手続きのやり方についてまとめてみました。

ガスの停止、開始手続きについて

まずは、ガスの手続きをしましょう。ガスの開栓には立会いが必要なので、引っ越しの1週間くらい前までには連絡をして、予約をしておくことが大切です。原則翌々日以降の予約しか受け付けていない場合があるので、どれだけ遅くとも前日には連絡を入れましょう。手続きは電話で行いますが、ガス会社によってはインターネットやFaxでも受け付けています。

ガスの停止

停止の場合は、検針票や領収証に記載されている電話番号に連絡して、引っ越しをする旨を伝えましょう。インターネットで手続きをするためのサイトは、検針票などの裏に記載されていることが多いです。

引っ越し日を伝えて手続きをとれば、その日までのガスの使用量を計算して請求されます。また、引っ越し当日にガス料金を支払ってしまいたい場合は、その日に検針に来て清算をしてくれる会社もあります。

閉栓の際は基本的に立会いは必要ありませんが、オートロックのマンションなどでガスメーターが外から確認できない場所に設置されている場合は、その限りではありません。
開栓の時に預り金を払っていた場合は、停止の手続きをすれば、口座振替などで返金してもらえます。

ガスの開始

新居では、開始の手続きとともに開栓作業を行います。これには立会いが必要です。その時、安全確認をしてもらったり、料金の説明などを受けたりした後、会社によっては10,000円ほどの預り金を渡す必要があるので、用意しておきましょう。

この立会いが終わると、初めてガスが使えるようになります。逆に、連絡だけ入れても、きちんと立会いしないと、ガスが使えないままということです。ですから、開栓してもらうために予約をとったけど、引っ越し作業が押してしまって予約の時間に間に合わず、立会いができなかったなどの事態が起こると、当日からガスを使うことはできません。

そのため、「引っ越し日の何時以降なら新居にいられる」など、タイムスケジュールを把握してから連絡を入れることが大切です。当日に渋滞などのトラブルにより、約束の時間に間に合いそうにない場合は、早めに連絡を入れて相談をしましょう。

立会いできないケース

どうしても立会いできない場合は、代理人を立てることができます。身内の誰かや大家、もしくは不動産会社の人などにお願いしてみましょう。立会い自体をなしにすることはできないので、代理人も見つからない場合は日をずらして対応するしかありません。

年末年始や土日でも大丈夫?

立会いが必要な開栓作業も、ほとんどの会社は年中無休で対応してくれます。しかし、小さい規模の会社だと、「土日や年末年始はやっていません」と言われてしまうことがあります。

そのような時は、どうしてもその日でないといけない理由を伝えるなどして、何とか開栓作業に来てもらえるようお願いしてみましょう。できる限り先方の都合に合わせると、休日でも対応してもらえることがあります。

また、引っ越しが多い3月や4月は、平日であっても希望通りの日時に予約できないことが想定されます。早めの連絡を心がけましょう。

水道の停止、開始手続きについて

水道もガスと同じく、生活するうえでなくてはならないものです。スムーズに旧居の契約を停止して、新居で利用できるように、手続き方法について事前に知っておきましょう。
ガスとは違い、水道の手続きには停止、開始ともに立会いの必要はありません。

水道の停止

停止をさせる場合は、今契約している管轄の水道局に連絡をします。引っ越し日の1週間くらい前までが目安です。どれだけ遅くとも、2日前には連絡を入れるようにしましょう。

電話やインターネットから手続きをします。手元に領収書や検針票を用意して、お客様番号をすぐに確認できるようにしておくと、スムーズに手続きが進みます。引っ越し当日に清算したい場合は、事前に予約を入れておきます。当日の清算をしない場合は、これまで毎月支払っていた方法と同じです。

水道の開始

開始の手続きは、引っ越し当日から行うことができます。新居に備え付けられている「水道使用開始申込書」を書いて郵送するか、インターネットサイト、もしくは電話で申し込みをします。

手続きの期限は設けられていませんが、引っ越してきて水道の栓を開けたら、当日中に手続きをすませてしまうのが良いでしょう。いつまでも手続きをしないと、料金の支払いが正しくできないなど、思わぬトラブルに発展する可能性があります。水道の栓はメーターボックスの中にあるので、蛇口をひねる前にそちらを開けるようにしましょう。

停止手続きをとらないとどうなるの?

停止手続きをとらなくても、新居での開始手続きには影響がありません。ただし、次の入居者が入った時に、開始手続きをとらなくてもガスや水道が利用できてしまいます。そのため、自分はもう旧居に住んでいないのに、旧居で使用された分の支払い請求が来ることがあります。

次の入居者が開始手続きをすればそちらに請求が行くはずですが、まれに「利用していないはずの旧居の公共料金が引き落とされていた」といったトラブルがあるので、忘れず手続きをとるようにしましょう。

手続きを忘れていた場合、引き落とされてしまった料金について返金してもらえるかどうかはわかりません。そのような事態を避けるために、自分でやらなければならない手続きを把握しておくことが大切です。

開始手続きをとらないとどうなるの?

開始手続きをとらなかった場合は、当然のことながら、新居への引っ越しが完了してもガスや水道が使えません。ガスは電話で開始手続きをしたら、すぐに対応してくれる場合もありますが、予約が立て込んでいたり年末年始で休みだったりする場合は、日数がかかる可能性もあります。

また、水道は自分で栓を開けないと、いつまで経っても使えません。トイレやお風呂、ガスコンロなどが使えないので、最悪の場合開通するまでどこかに泊まることも視野に入れなければならないでしょう。

新生活のスタートでつまずいてしまわないためにも、ガスや水道の手続きは早めにすませておくことが肝心です。引っ越しに伴いやらなければならないことはたくさんありますが、一つ一つを丁寧にこなして、スムーズに日常生活を始められるようにしましょう。

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