引っ越し料金は値切れるのか?値段交渉のコツ

引っ越し料金は値切れるのか?値段交渉のコツ

関西の値切りの文化は、コミュニケーションに大いに役立っていると言われます。関東以北ではなかなか値切ることに慣れていない人が多いかもしれませんが、こと引っ越しに限っては値段交渉して少しでも安くしてもらわないと損をしてしまいますよ。

なぜ値段交渉をする必要があるのか

荷物を一つだけ運ぶ宅配便とは違い、引っ越しは依頼者ごとに引っ越し内容が異なるため、定価の概念はありません。安い業者と比べてあまりにも値段が高いと思えば、ほとんどの業者は値引き交渉に応じてくれます。ダメ元で交渉してみましょう。

定価がなく各社で料金差があるから

引っ越しは、定額料金制の単身パックなどでない限り、一概に定価が決められないものです。1軒ごとに家財の種類も荷物の量はバラバラ、しかも一戸建てかアパートやマンションかでも違うし、それぞれの移動距離も別です。こんなさまざまな状態でどこも一律同一料金にはできません。

1軒の引っ越し料金を、複数の引っ越し業者に下見に来てもらって見積もりを出してもらっても、各社の間でかなりの差が開きます。極端な話では、最安値と最高値の業者の開きが、2倍近く差があったということもあるので驚きます。

もし見積もりを最高値の業者一社にしか頼まなかった場合は、そんなものかと思って一番高い料金で引っ越しを申し込むことになるでしょう。いかに複数業者での値段交渉が大切かということです。

値切られる前提で値段を高く見積もってくるから

ほとんどの業者が値引きに応じてくれると説明しましたが、それはなぜでしょうか。今では引っ越し業者に申し込みをする前に、何社かの引っ越し業者に来てもらって見積もり額が出てから比較して業者を決定することがほとんどです。

そのため、引っ越し業者側は「こんなに値引きするので、ぜひ弊社におまかせください」というようなことを持ちかけてきます。見積もり書の明細欄に細かく数字が並び、その合計を電卓やタブレットで提示して見せて、そこから何万円か何千円かを引いて、端数を丸めてキリの良い数字にして少し安くした見積もり額を見せてくるわけです。

そこで「こんなに引いてもらっていいんですか?それじゃ、お願いします」と、そこに決めてしまってはいけません。こんなことは値段交渉のうちに入らないものですから。まだまだ値引きできる余地は残されていますよ。業者はこのあとさらに値引いても採算がとれるように、まだ高値の料金を見積もりしているかもしれません。

見積もりの依頼の仕方にもコツがある

「どうしてもこの引っ越し業者に頼みたい」と最初から一社に決めている人でも、とりあえず他の何社かの見積もりを取ることをおすすめします。そうすることによって、ほとんどの場合、引っ越し料金が大幅に安くなるからです。

一括見積もりは直接依頼するより安くなることも

インターネットで多くの引っ越し業者が登録をしている、引っ越しの一括見積もりという無料サービスがあります。簡単に言えば引っ越しの入札制度のようなもので、希望の引っ越し日時や大まかな住所や家財の量などを入力するだけで、その日の引っ越しが安くできる業者から連絡がくるシステムです。

これを利用することにより、自分で数社の引っ越し業者に直接申し込んで見積もりを依頼するよりも安く引っ越しができるようです。というのも、最初から他の業者との競合となっているため、契約を取るために最初の段階で最安値に近い見積もり額を提示してくるからです。

同じ時間帯を指定して一度ですませようとしない

そこで気をつけたいことは、一括見積もりサービスが入札制度のようなものだからといって、見積もりに来てもらう日時を同じ時間に設定するのはNGだという点です。

引っ越し前で忙しいときに何社も呼ぶのが面倒だからといって、一度にすませたいために引っ越し業者を同じ時間に呼んでしまう人がいます。しかし、言ってみれば目の前で競りにかけるようなもので、見積もり担当者にとっては、あまり気分の良いものではありません。

こんなときには、暗黙の了解で各社が示し合わせて相場よりも高い見積もり額を出してくることがあります。そもそもこんなやり方をする依頼者は、引っ越し当日にどんなトラブルやクレームがあるかわからない、それなら無理して値引きして契約を取ることもない、と思われてしまうようです。

それどころか「うちはA社さんよりは安くできないので」と言って、荷物も見ずに早々に帰ってしまうこともあるとか。これでは百害あって一利なしですね。

必ず3社以上に訪問見積もり依頼、本命を最後に

中長距離なら全国に支店のある大手の引っ越し業者、近距離の引っ越しなら大手と地域密着業者から選ぶのが基本です。訪問見積もりに来てもらう際には、お願いしたいと思っている本命の引っ越し業者が最後になるよううまく調整しましょう。

それまでに出してもらった他の業者の見積もり書を見せて、そこよりも安くできないか相談してください。しかし、他の業者よりかなり下げてきても、そこで契約を決定するのはまだ早いですよ。なぜかは次で説明します。

多くの人が間違っている引っ越しの値下げ交渉とは

複数業者から見積もりを取ることは、真剣に引っ越し料金を安くしようと思う人はたいていが行っています。しかし、そのやり方を間違えている人が案外多いのも事実です。

一度で最安値が提示されるとは思わないこと

見積もりに来てもらって提示された金額を見て、値下げ交渉をして、値引きをしてもらった上で見積もり書を出してもらった、たいていはそんな流れでしょう。そして、全ての業者の見積もり書が出そろって、その中の一番安い業者に決めたので安くすんで良かった、となるようです。

「いやいや、うちはちゃんと本命の業者を最後に呼んで、どこよりも安くなるよう交渉して希望通りの引っ越しができました」という人もいるでしょう。水を差すようですが、その場で決めてしまったのでは、さらに安くなるチャンスを逃してしまったことになります。

実は、その後に他の引っ越し業者が全ての見積もりが出そろった頃を見計らって連絡を入れてきます。そこで「他の業者の方が安かったので決めかねている」ことを伝えれば、さらに値下げをしてきます。結局、見積もり書を置いて帰っても、そこからさらに安くなることがほとんどです。

積極的に契約を取りたい業者は、何度も値引きを繰り返します。そんなやり取りをするうちに、本命以外の業者の方が良く見えてくることもあるものです。最後までやはり本命の業者に頼みたい、と思えれば満足の行く引っ越しができるでしょう。

いつでも大丈夫なお客さんはありがたい

引っ越し日を何となく漠然と決めた人は「他の日なら安くなるんですか」と一言付け加えてみましょう。「○○日なら、あと2万円は安くできますよ」と話を引き出せれば、その日はその業者にとって契約を取りたい日で、底値に近いかなりの値引きをしても仕事を引き受けたいと思っているはずです。

有休を使うなどして対応できるなら、引っ越し日を変更するのも手です。2万円よりさらに下げてもらえるかもしれませんよ。

契約を迫られてもその場で結論を出さない

次から次に引っ越し業者の相手をしていると、中には強引な営業マンもいて根負けして契約しそうになることもあるかと思いますが、そこはグッとこらえてください。なぜなら前にも説明したとおり、さらに他の業者が値下げしてくるからです。

「この場で契約してもらえればここまで下げられます」と、どんなにおいしいことを言われても、決してその場で結論を出さないようにしてください。

「親が引っ越し代を出してくれるので決定権は親にある」、「主人の意見を聞かないことには決められません」、「会社の上司に決定権がある」など、何でも良いので、その場をうまくやり過ごしましょう。

ただ安いだけで本当に良いのか

訪問見積もり時に目の前で見積もり書を作ってもらっても、その場では細部まで確認することが難しいでしょう。いったん営業マンが帰ったあとに、じっくりと他の業者の見積もり書と突き合わせて見直すことから始めましょう。

ただ見積もり額の合計だけを見て安いからといって決めてしまって良いものかどうかの確認をしなければなりません。というのも、サービス内容や、作業スタッフの人数など、細部に違いが見られるからです。

安い業者を選んだつもりが、他では無料になっているダンボールや梱包用紙のサービスが一切ついてなかったということもあるものです。自分でダンボールを手配できない場合は、リサイクルダンボールが余っていないか、など値引き以外で交渉してみても良いでしょう。

まとめ

引っ越し業者は定価がなく、値引きも3段階ぐらいで安くなるのは珍しいことではありません。そのために最初は高めの料金提示をするということだけは理解しておいてください。つまり、値段交渉をしなければ損をしてしまいます。

今まで値切ったことがないという人も、これは引っ越し業界の一種の様式美と割り切って、少しでも節約するためにがんばってください。

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