引っ越し業者の選び方と料金を安くするコツ

※当サイトは一部で広告を掲載しています

[PR]

引っ越しポイント

「引っ越し料金を安くするにはどうすればいいのか?」

と悩んでいる人は多いのではないでしょうか?引っ越し料金を安くするには業者選びが大きなポイントになります。

そこで、引っ越し業者選びで必要なポイント3つを詳しく解説して、実際に引っ越し業者を利用した人の口コミから、人気業者をランキングにしてみました。

業者選び以外の料金を安くするコツや引っ越しまでの流れ、各種手続きについてもまとめているので、合わせてチェックしてみてください。

【目次】 業者の選び方と料金を安くするコツ
  1. 人気引っ越し業者の口コミ一覧
  2. 引っ越し業者を選ぶ時のポイント
    1. 最終的な費用は比べてみないとわからない!
    2. 長距離や特殊な引っ越しの場合は大手業者に
    3. 社員中心かバイト中心かを確認しよう
  3. 料金をできるだけ安くするコツ
    1. 相見積もりは必須!絶対にやること
    2. 訪問見積もりに来る前にモノを減らす
    3. 値引き交渉は遠慮せず必ずやること!
    4. 単身引っ越しの場合は定額パックも検討
  4. 引っ越しまでの流れと確認事項
    1. 各種手続きの変更・解約届けの提出
    2. 旧居の解約と敷金返還などの確認
    3. 自分の都合で引っ越しをキャンセルする場合
  5. 【まとめ】引っ越し料金を安くするコツは業者の比較

人気引っ越し業者の口コミ一覧

人気引っ越し業者を利用した人の口コミや評判をまとめてランキングにしてみました。それぞれの業者の主なプラン内容も解説しているので、あわせてチェックしてください。

【1位】アート引越センター

アート引越センター

会社名 アートコーポレーション株式会社
所在地 大阪府大東市泉町2-14-11
電話番号 0120-0123-33
設立 昭和52年6月14日
従業員数 2,812名(平成28年9月現在)
車両数 約3,400台(平成28年9月現在)
URL http://www.the0123.com/

主なプラン内容

アート引越センターの引っ越しプランには種類と組み合わせがあり、「コース」と「パック」を組み合わせてプランを組みます。まず、パックには基本コース、ハーフコース、フルコースの3つがあります。

基本コースは通常の引っ越し作業をしてくれるコース。ハーフコースは荷造りも手伝ってくれるコース。フルコースは、荷造りから荷解きまで行ってくれるコースです。コースが決まったら、以下の4つからプランを選択します。

  • おまかせパック
  • 学割パック
  • レディースパック
  • シニアパック

おまかせパックは標準的な引っ越しプランで、残りの3つのコースは、名前の通り条件にマッチした人にお得なサービスやプレゼントがあったり、料金を割引してくれます。

口コミ評判

20代/女性

引っ越し業者を決める際には数社に見積りをお願いしました。アートさんははじめ高めでしたが、相談したところ2万円引きで受けていただけるということでお願いしました。スピード感がある作業ぶりで、満足しています。

50代/男性

アートは他の引っ越し業者とくらべ、料金が安かったので決めました。ですがさすが大手だけあり、作業がていねいで早かったのでよかったと思っています。

40代/女性

作業ぶりは良かったのですが、最後に家電の売り込みをされました。押し売りみたいな口調で少し不快な思いをしましたが、その他のサービスについては満足しています。

【2位】アリさんマークの引越社

アリさんマークの引越社

会社名 アリさんマークの引越社
所在地 東京都江戸川区松本2-34-6 3F
電話番号 0120-77-2626
創業 昭和46年6月
従業員数 3,965名
車両数 1,351台
URL http://www.2626.co.jp/

主なプラン内容

アリさんマークの引越社のプランは、家族の引っ越し、単身の引っ越し、長距離の引っ越しとに分かれています。アリさんフルパックは梱包作業から荷解きまですべて行ってくれます。引っ越し費用を抑えたい場合には、経済パックで申し込みをしましょう。予算を抑えながら、家具の梱包や運搬、配置などをしてもらえます。

単身の引っ越しも、荷物の量によって3つのプランから選べます。ただし、単身者向けの「ミニプラン」は、同一市町村内で5km以内の引っ越しであること、梱包作業や荷解きの依頼ができないことなどの注意点があります。

口コミ評判

40代/女性

アリさんは作業がすべて終わったあと、20分くらいのあいだ、自由にお願いごとを聞いてもらえます。うちは一旦は2階に運び入れた大きなソファーを1階に移動してもらいました。助かりますので、いいサービスだと思います。

30代/男性

アリさんマークの引越社は他の業者より料金がダントツに安かったので決めました。作業中に家具をぶつけられ、塗装が剥がれてしまいましたが、謝罪と保証がありましたのでよかったと思っています。

30代/女性

アリさんは料金は安いですが、作業は全体的に雑です。特にバイトらしい二人が荷物を乱暴に扱っていて、ハンガーや木製細工などを壊されましたので、もう次回は頼みません。

【3位】サカイ引越センター

サカイ引越センター

会社名 株式会社サカイ引越センター
所在地 大阪府堺市堺区石津北町56番地
電話番号 0120-00-1141
創業 昭和46年11月
従業員数 5,438名
車両数 3,678台
URL http://www.hikkoshi-sakai.co.jp/

主なプラン内容

サカイ引越センターでは、梱包作業の依頼内容によって、4つの「らくらくコース」から引っ越しプランを選びます。らくらくプレミアムコースは梱包から開梱作業にダスキンの掃除が合計3回ついたプランです。時間と労力のかかる引っ越し作業のすべてをおまかせできるので、楽に引っ越しができます。

らくらくAコースは通常の引っ越しプラン、らくらくBコースは全ての梱包をお願いできるプラン、らくらくCコースは荷造りの中でも面倒な食器類の梱包だけをお願いするプランです。

口コミ評判

50代/男性

長距離引っ越しでしたが、サカイさんからは見積り段階で、安く収まるための助言をしてもらえました。時間厳守、効率のよい作業内容、営業マンや作業スタッフの対応など、すべてにおいて満足できました。

40代/女性

サカイさんは他の引っ越し業者さんより料金を安くしてくれたので決めました。作業はそれほど期待していませんでしたが、ていねいにやってくれ、結果として良かったです。

20代/女性

荷物や引っ越し先の外壁についている配線ケースを壊されました。配線ケースは「自分たちはやっていない」と言い張られ、保証も家具ではないので対象外。誠意も責任感もありませんでした。

【4位】クロネコヤマト

クロネコヤマトの引っ越し

会社名 ヤマトホームコンビニエンス株式会社
所在地 東京都中央区銀座2-12-8 ヤマト銀座ビル 6F
電話番号 03-6671-9450
設立 昭和60年9月4日
従業員数 5,246名
URL http://www.008008.jp/

主なプラン内容

家族向けの引越らくらくタイムリーサービスは、基本サービスに必要なオプションを追加できるセレクトオーダー式です。本当に必要なサービスだけを依頼できるので、余計な出費を抑えた引っ越しができます。

単身者向けの引っ越しで荷物が少ない場合には、専用ボックスを利用した、単身引越サービスがあります。ボックスの大きさも2種類あり、荷物が少ない人にはおすすめです。ただし、荷物が入りきらない場合は追加料金がかかるので注意が必要です。

口コミ評判

40代/男性

作業内容、またスタッフの方々の礼儀や人柄まで含め、本当に素晴らしいものでした。悪かった点は何一つありませんでした。次回引っ越しする際にも、またクロネコヤマトを使いたいと思います。

40代/女性

作業はたいへん手早くしていただきました。アパートですので廊下や道路の幅が狭く、搬出はキツイかと思っていましたが、難なく運んでいただきましてさすがだと思いました。

20代/女性

単身パックで料金は安かったですが、車に積んでいるうちに物干し竿が折れ曲がり、使えなくなりました。保険をつけていなかったため、保証はなしで残念です。

【5位】日通

日通の引っ越し

会社名 日本通運株式会社
所在地 東京都港区東新橋1-9-3
電話番号 03-6251-1111
設立 昭和22年10月1日
従業員数 約32,000名
車両数 7,393台
URL https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/

主なプラン内容

引っ越し作業を全部おまかせしたい人は、フルプランで申し込みをしましょう。荷作りはできないけれど、引っ越し後の開梱作業に充分な時間が使える人には「ハーフプラン」、小物類の梱包もセッティングもすべて自分でしたい人「セルフプラン」で、お得に引っ越しができます。

単身者で、近距離の引っ越しをするなら「単身パック当日便」、荷物が多くて遠距離の引っ越しなら「単身パックX」で、出費を抑えた引っ越しができます。大きな荷物がなく専用ボックスに入る荷物なら、「単身パックS」と、「単身パックL」が近距離から遠距離の引っ越しに対応しています。

口コミ評判

30代/女性

子供が小さいため思うように荷造りできず、当日になっておまかせしてしまいましたが、笑顔で対応していただきました。料金もそれほど追加は取られずに、満足の行くものだったです。

50代/男性

作業はさすが大手だけあってていねいで、荷物の破損などもありませんでした。スタッフの対応も不快に感じるようなことはなく、こちらの指示にもイヤな顔をせずにやってもらえました。

40代/女性

引っ越し作業は手早かったですが、とても雑でした。タンスの底が割れ、食器にも割れたものがありました。シールを本棚などに直接貼り付けられたため、剥がすときに表面が剥がれました。

【6位】アーク引越センター

アーク引越センター

会社名 アーク引越センター株式会社
所在地 名古屋市中川区荒子4-218
電話番号 0120-07-0003
設立 昭和52年5月19日
従業員数 590名
車両数 330台
URL http://www.0003.co.jp/

主なプラン内容

アーク引越センターでは3種類の引っ越しプランを用意しています。節約プランなら、梱包と開梱作業は自分でしますが、ダンボールなどの準備から、大型家具の梱包、新居での設置、簡易照明の取り付けなど、引っ越しに必要なサービスをきちんと受けることができます。

通常プランは、旧家での作業はすべて、アーク引越センターのスタッフが担当しますので、食器や小物類の梱包作業をする必要はありません。すべてお任せフルフルプランを利用すると、小物類のセッティングも含まれるだけではなく、家電類をすぐに使える状態にしてもらえるので、すぐに新生活を始めることができます。

口コミ評判

20代/女性

営業マンも感じがよかったですし、作業員さんたちも荷物をていねいに扱ってくださいました。あまりに素晴らしい内容で、不満な点は一つもありません。まわりで引っ越しする人がいたら必ずおすすめしています。

30代/男性

アーク引越センターは見積りが一番安かったので決めました。どこがいいのか悪いのか判断できませんが、とりたてて問題は起こらず終わりましたので、よかったのかなと思っています。

40代/男性

天井に冷蔵庫をぶつけられて傷がついたり、玄関前のフローリングに引きずり跡があったりしました。バイクもタイヤがパンクしていて、トラブルだらけ。もう二度と頼みません。

【7位】カルガモ引越センター

カルガモ引越センター

会社名 カルガモ引越センター株式会社
所在地 東京都板橋区赤塚5-2-2
電話番号 03-3976-2111
設立 昭和46年
従業員数 350名
車両数 138台
URL https://www.karugamo.co.jp/

主なプラン内容

カルガモ引越センターでは3つの引っ越しプランがあります。まるごとおまかせプランなら、カルガモレディと当日スタッフが引っ越し作業を全部担当するので、急な引っ越しでも対応できます。

おまかせプランは梱包作業を依頼するプランで、節約プランは小物類の作業はすべて自分達でしますが、梱包材の準備を含めた、引っ越しの基本作業はしてもらえます。

口コミ評判

30代/男性

カルガモさんは非常に安く、もう3回リピートしています。作業は要領よく手早いですが、他社とくらべるとちょっと雑かもしれません。でもこのお値段でしたらオーケーです。

30代/女性

片付けが終わらないうちに作業スタッフが来たので、汚い部屋を見せてしまって辛かったです。ですが見て見ないふりで片付けをしてくれて、助かりました。

50代/男性

荷物が紛失しましたので連絡すると、折り返しの電話は3日間来ないわ、連絡が来るとケンカ腰で恫喝されるわ「汚い荷物」と暴言を測れるわ、最悪です。カルガモは安いですが、頼んだことを後悔しました。

【8位】ハート引越センター

ハート引越センター

会社名 株式会社ハート引越センター
所在地 東京都葛飾区奥戸5-12-4
電話番号 0120-66-8100
設立 平成4年9月
URL http://www.hikkoshi8100.com/

主なプラン内容

ハート引越センターは4つのプランが用意されています。荷作りや荷解きは自分達でして、とにかく節約したい人には、引っ越しの基本サービスが受けられる、スタンダードプランがおすすめです。

一番手間のかかる荷作りを、引っ越しのプロにおまかせできるのが、エコノミープラン、全ての引っ越し作業を依頼するのが、パーフェクトプランです。

口コミ評判

20代/男性

ハート引越センターは他社よりダントツで料金が安く、また作業も素早くていねいです引っ越し当日に依頼外の荷物が出てしまいましたが、イヤな顔も追加料金もありませんでした。またハートさんにお願いしたいと思っています。

30代/男性

作業スタッフは少ない人数でしたが、スムーズに作業していただきあっという間に終わりました。壁に傷が一つつきましたので、それさえなければ大満足でした。

30代/女性

料金は安かったですが、作業がとても雑でした。荷物を箱に投げ入れたり、梱包せずに運んだりで、家具が3点ました。保証はしてもらえましたが、その際の対応も感じがとても悪かったです。ハートには二度と頼みません。

【9位】ハトのマークの引越センター

ハトのマークの引越センター

会社名 全国引越専門協同組合連合会
所在地 東京都千代田区神田紺屋町14 千代田寿ビル4F
電話番号 03-5298-1208
車両数 2,200台
URL http://www.hato.or.jp/

主なプラン内容

ハトのマークの引越センターのファミリープランは3つです。標準プランは、荷作りと荷解きを自分達でしますが、それ以外は業者がやってくれます。節約プランで依頼をすると、引っ越し費用が下がる分、梱包資材の準備と荷物の運び出しなどを手伝う必要があります。

楽々プランは、全ての作業を依頼できるプランなので、忙しい人や子供がまだ小さい人でも、負担なく引っ越し作業がはかどります。

口コミ評判

20代/女性

テキパキと作業してくださり、皆さん明るく、家電の設置などもていねいに説明しながらしてくれました。ゴミの日に間に合わなかった可燃ごみも、引き取ってもらえて助かったです。ぜひまた利用したいです。

40代/女性

搬出元でのスタッフさんはテキパキとていねいに作業をしていただきました。長距離でしたので搬出先のスタッフさんはちがう方で、こちらは手際がよいとは言いかねましたが、特に問題は起こりませんでした。

50代/男性

良かった点は一つもなく、下請け業者の集合体のようでした。冷蔵庫に大きな傷がつき、さすがに保証で新品と交換してもらいましたが、作業スタッフのレベルはかなり低いと思います。

【10位】ファミリー引越センター

ファミリー引越センター

会社名 ファミリー引越センター株式会社
所在地 埼玉県戸田市上戸田2-2-2
電話番号 048-434-8111
設立 平成13年8月1日
URL https://www.505555.jp/

主なプラン内容

ファミリー引越センターでは4種類のプランが用意されています。。梱包や開梱作業を自分達でするプランが、ファミリー引越センターの標準コースです。荷作りをする時間が取れない人には、梱包コース、新居での小物類のセッティングをおまかせしたい場合には、開梱コースを選びましょう。

引っ越し作業全体をおまかせしたい時には、ダンボールの引取りまでしてくれる、フルコースがおすすめです。食器類の梱包から、新居での荷解きまでしてもらえるので、引っ越し作業をすっかりおまかせできます。

口コミ評判

20代/男性

相見積もりを取ったらファミリーが一番安かったのでお願いしました。作業はとにかくスピーディーで、思っていたよりかなり早く引っ越しが終わりました。テレビの接続などもやってくれ、対応もとてもよかったです。

30代/女性

料金は安く、また作業も迅速で、傷などもありませんでした。ただ作業スタッフが私服のタンクトップを着ていて、汗が家の床に垂れていたのが気になりました。

40代/男性

引っ越し当日、「テレビが見積りにないので運べない」と言われました。訪問見積もりをしてもらいましたので、営業マンの記載漏れです。交渉しても埒が明かなかったので、結局自分で運ぶことになり、最悪でした。

引っ越し業者はかならず比較しよう

引っ越し業者のサービス内容やプランについて解説してきましたが、どの業者のプランが自分に合っていて、安く引っ越しができるのか、自力で調べるのはとても大変です。

そのような場合は、一度の入力で複数社の見積もりを簡単に取ることができる、一括見積もりサイトがかなり便利でおすすめです。

荷物量も細かく指定できますし、自分の状況にマッチした業者のプランが提示されるので、引っ越し料金をかなり安くすることができます。

見積もりサイトはすべて無料で使えるので、引っ越しすることを決めたら、まずは見積もりサイトを使って、引っ越し業者を比較することから始めましょう。

おすすめの引っ越し見積もりサイトはこちら

引っ越し業者を選ぶ時のポイント

引っ越し業者選びのポイント

日本には、数えきれないほどの引っ越し業者があります。その中で、自分に合った業者を選ぶことはとても難しい事です。そんな時は、次の3つのポイントを比較していきましょう。

最終的な費用は比べてみないとわからない!

引っ越し業者の中には、安さを売りにしているところもたくさんあります。口コミでも安く済んだと評判の業者もたくさんあるでしょう。

でも、その評判や口コミだけを信じて、安易に決めてしまうのはとても危険です。引っ越し料金というのは、荷物の量、移動距離、時期、日時、曜日など、細かい条件で大きく変わってきます。

また、見積もりに来たスタッフによっても、見積もり額が変わってしまう場合もありますし、安くてもサービス内容が乏しければ意味がありません。

なので、安く済ませたいと思うのであれば、実際に見積もりを取ってみて、その料金を比較して選ぶというのが正しい方法です。できるだけ、大手業者と中小業者を織り交ぜ、色々な業者の見積もりを比べてみましょう。

長距離や特殊な引っ越しの場合は大手業者に

引っ越しは大手業者や中小業者、色々な業者を比較するというのが一般的ですが、長距離の引っ越しや特殊な引っ越しの場合は、少し話が変わってきます。

もちろん、中小業者でも長距離引っ越しや特殊な引っ越しを請け負ってくれるところばかりです。でも、中小業者の場合は、他の業者と提携して請け負うというスタイルになってしまいます。

例えば、長距離の場合は、途中で他の業者にバトンタッチして現地まで運ぶため、荷物の積み直しをする必要があったり、積み込みの時と荷下ろしの時に別の業者が担当したりなど、トラブルの原因となることが多くなります。

荷物を積み直したりすることで、破損や汚損、故障などのトラブルも増えますし、積み込みの業者は丁寧だったのに、荷下ろしの業者は態度が悪かった。なんてことも起こってしまいます。

またクレーンを使うような特殊な引っ越しの場合でも、中小業者の場合は他の業者に委託して行うことが多いので、トラブルのリスクが高くなります。

一方で、大手業者の場合は、すべてを一貫して自社で行うというところが多いため、トラブルのリスクが少ないという点と、万が一の際の補償もしっかりしているというメリットがあります。

社員中心かバイト中心かを確認しよう

引っ越し作業で最も重要とも言えるのが、荷物の運搬ですよね。大切な家財道具を任せるのだから、信頼できるスタッフの存在はとても重要です。

でも、業者の中にはアルバイトスタッフばかりで対応しているところもあります。アルバイトがいけないというわけではありませんが、どうしても経験が浅い人や、きちんと研修を受けていない人が多いという傾向にあります。

安心して引っ越し作業をお願いするためにも、対応してくれるスタッフが、社員なのかアルバイトなのかを確認しておくことも大切です。

確認する方法は、直接業者に問い合わせても良いのですが、見積もりに来た営業スタッフに一度確認してみることがおすすめです。その際に、引っ越しスタッフの研修制度なども聞いておくと、より詳しく状況を確認することができます。

料金をできるだけ安くするコツ

引っ越し料金を安くするコツ

引っ越し料金は、安いに越したことはありませんよね。でも、ただ安い業者を探すだけでは不十分です。少しでも安く済ませるためには、自分自身で安くするコツをつかむことが大切です。

引っ越し料金は、色々な条件で安くすることができるので、ぜひ実践していきましょう。

相見積もりは必須!絶対にやること

まず一番にやるべきことは、複数の業者に相見積もりを取ること。何よりも一番安くすることができるので、絶対にやらなければ損をしてしまいます。

ハッキリ言って、引っ越し料金の見積もりは、業者の言い値です。なので、一社しか見積もりをしてないと思えば、できる限り釣り上げてきますし、相見積もりを取っていると知れば、できる限り安くして顧客を確保しようとします。

今はインターネットで簡単に一括見積もりをお願いすることができるので、引っ越しの日にちが決まったら、すぐに一括見積もりをしてみましょう。

そしてその中で最も安かった3社を選択して、実際に訪問見積もりをお願いして、確実な見積もり額を比較していきます。

ただし、一括見積もりの際に、一社だけ極端に安い業者があった場合は、悪徳業者の可能性があるのでスルーしておきましょう。

おすすめの引っ越し見積もりサイトはこちら

訪問見積もりに来る前にモノを減らす

次にすべきことは、物を減らすということ。引っ越し料金の決め手となるのは、荷物の量と移動距離です。荷物が多ければ多いほど、無駄に料金が増えてしまいます。

なので、不用品は訪問見積もりの前に、できるだけ処分しておくことがおすすめ。リサイクルショップや粗大ごみなどで、できる限り処分しておきましょう。

でも、訪問日までに不用品が処分できないという場合もありますよね。そんなときは、不用品を分けておいておき、料金に含まれないように、不用品である旨を伝えましょう。

ただし、不用品の処分は早めに終わらせておくのが引っ越しの基本。訪問日に間に合わないにしても、引っ越し日ギリギリまで処分を後回しにするのは得策とは言えません。

処分が間に合わなくて、高額の処分業者に依頼しなければならなくなってしまう可能性もあるので、早めに始めていきましょう。

あわせて読みたい記事

値引き交渉は遠慮せず必ずやること!

値引き交渉なんて図々しい事できない…。なんて甘いことを言っていては、引っ越し料金は安くすることができません。

引っ越し業界では、値引き交渉はもはや当たり前で、値引きされることを前提に高めの見積額を提示してきます。これをそのまま受け取ってしまっては、業者が得をするだけ。なので、値引き交渉は必ず行いましょう。

ただし、「この場で即決してくれたら、特別に安くします」という文言は、絶対に信じてはいけません。これは他の業者に持って行かれないための作戦なので、その場で即決はできるだけ避けたほうが無難です。

きちんと他の業者の見積もりを受けた後で、「ほかの業者はこの料金でやってくれます」と伝えたほうが、値引き率が高くなることが多いです。

また、値引き交渉の際に「引っ越し日は業者が暇な日でOK」と伝えると、値下げしてもらいやすくなります。引っ越し日に余裕がある場合は、必ずこの一言を伝えてみましょう。

ネット回線を同時契約すると安くなると言われることがあるかもしれませんが、これはあまりお勧めできません。本当にネット回線が必要で契約するのであれば良いのですが、そうでない場合は、結果的に高くなってしまう恐れがあります。

あわせて読みたい記事

単身引っ越しの場合は定額パックも検討

荷物の少ない単身者の場合は、単身パックなどの定額プランを活用する方が、安くなる場合があります。通常の引っ越し料金と違って、見積もりをお願いしなくても料金が一目でわかるというメリットもあります。

ただし、荷物の量が限られてくるというデメリットもあります。もしも荷物量がオーバーしてしまうと、逆に高くなってしまうケースもあるので、荷物の積載量はきちんと確認してから利用することがおすすめです。

もしも荷物の量が多い場合や大型の家具(ベッドや食卓テーブル)などがある場合は、通常の引っ越しと同様に、一度見積もりに来てもらってから、どちらがお得か比較するようにしましょう。

引っ越しまでの流れと確認事項

無事に引っ越し業者が決まったら、次は引っ越しの準備に取り掛からなければなりません。引っ越し準備とは、荷物の整理ももちろんですが、色々な手続きなども必要となります。

引っ越し準備の流れをわかりやすいように、図を作成しましたので参考にして下さい。

引っ越し全体の流れ

ここからは、特に重要なポイントについて解説します。

各種手続きの変更・解約届けの提出

引っ越し日までにやらなければならないことがたくさんあるので、チェックリストなどを作って、一つ一つ漏れのないように進めていきましょう。以下は引っ越しでやることの一例です。

退去の連絡 引っ越しの1か月前までには、大家さんに退去の連絡をしておきます。
駐車場の解約 駐車場を借りている場合も、1か月前までに解約の連絡をします。
固定電話の手続き 電話やネット回線は、解約か移転の手続きをします。
公共料金の手続き 電気・ガス・水道は、停止の手続きと新居での利用開始手続きを行います。
転出・転居手続き 役所で転出や転居の手続きを行います。別の市区町村へ引っ越す時は、転出証明書が必要です。
印鑑登録の廃止届 印鑑登録をしている場合は、転出手続きと同時に廃止手続きを行います。

引っ越しでやる手続きは、上記以外にもたくさんあります。子供がいる場合は、子供の転校手続きなども増えてきます。

手続きがたくさんあって大変ですが、後回しにしてしまうと引っ越しに間に合わない場合もあるので、引っ越し日と新居が決まったら、できるだけ早く始めるようにしましょう。

以下のページでは、引っ越し前にやることから、引っ越し当日、引っ越し後の手続きについて詳しく解説しています。参考にして漏れがないよう引っ越しを進めていきましょう。

【保存版】引っ越しやることリスト・手続き流れチェック表2019

旧居の解約と敷金返還などの確認

引っ越し前の手続きで、一番最初に始めなければならないのは、退去の連絡です。賃貸物件を借りている場合は、最低でも退去の1か月前までに連絡をしなければなりません。

それを過ぎてしまうと、解約手続きができずに、余分に1か月分の家賃を取られてしまう可能性があります。さらに、契約によっては1か月以上前から連絡が必要という場合もあるので、賃貸借契約書をよく読んで、規定通りに連絡をしておきましょう。

また、退去の際に問題になりがちなのが、敷金の返還についてです。敷金とは、本来、故意過失にによって部屋や備品等を損壊した場合に、原状回復として使われます。

ところが、通常の劣化や損耗、ハウスクリーニングなどに敷金を使用されてしまうというケースも多く、家主とのトラブルに発展してしまうことも。中には敷金だけでは足りずに、逆に修理費用を請求されてしまうケースもあります。

通常、退去の際はハウスクリーニングをする必要がありません。畳の張り替えや障子の張り替えなども、義務付けられてはいません。なので、退去の際はきちんと家主と話し合い、敷金の正当な使用方法と返還について話し合うようにしましょう。

あわせて読みたい記事

自分の都合で引っ越しをキャンセルする場合

もしも引っ越し業者との契約を、自己都合でキャンセルしたい場合、どうすれば良いのでしょうか。

例えば、引っ越し予定日に急に用事ができてしまって日にちを変更したい、別の引っ越し業者の方が良かったので変更したいなど、様々な理由でキャンセルしなければならない場合があります。そんな時は、できるだけ早く業者に連絡することが大切です。

引っ越しのキャンセル料金は、国土交通省が定めている標準引越運送約款で決められています。

  • 引っ越し予定日の前日にキャンセルした場合で、引っ越し料金の10%
  • 引っ越し予定日の当日にキャンセルした場合で、引っ越し料金の20%

つまり、引っ越し予定日の前々日までに連絡することができれば、キャンセル料は発生しません。キャンセルが決まった時点ですぐに連絡して、できるだけキャンセル料がかからないように済ませることが大切です。

ただし、すでにオプションサービス(エアコンの取り外しやハウスクリーニングなど)を受けてしまった後の場合は、オプション料金がかかってきてしまうので要注意です。

まとめ

まだ依頼する業者が決まっていないなら、早めに業者を手配しましょう。1週間後や翌日、当日などの急な引っ越しに対応してくれる業者もいますが、業者側のスケジュール調整も必要になり、料金が高くなる傾向なので注意しましょう。

繁忙期や閑散期かによっても引っ越し料金が変わるのですが、とにかく引っ越し料金を安くするには、複数の業者を比較することです。料金をできるだけ安くするコツでも解説したように、相見積もりは必須で、やらないと損します。

業者の比較には、スマホやパソコンで、複数の業者の見積もりが比較できる、一括見積もりサイトが便利でおすすめです。入力も簡単で、たった30秒で業者の見積もりが完了するサイトもあります。

どのサイトも無料で使えるので、試してみてください。引っ越しを成功させて、新しい生活をスタートさせましょう。

引っ越し一括見積もりサイトランキング

LIFULL引越し

LIFULL引越し

LIFULL引越しを運営しているのは、賃貸などで有名なホームズです。テレビCMも放映されているため、知名度が高く安心です。

提携業者数も多く、キャッシュバックキャンペーンや利用者特典があるため、一括見積もりサイトとして人気が高いです。

引っ越し料金が最大で60%割引になるというのは業界でもトップクラスのなので、まずはここを使って比較するのがおすすめです

公式サイトはこちら

SUUMO

SUUMO

LIFULLと同じくTVCMで有名なSUUMOも、引越しの一括見積もりを行っています。

運営は大手企業のリクルートなので、信頼度という点では抜群です。

SUUMOならではの特典や、最大で引っ越し料金が50%OFFになるプランなどあるのでお得なサイトです。

公式サイトはこちら

引越し侍

引越し侍

引っ越しシーズンになるとテレビでよく見かける「引越し侍」。

引越し見積もりの比較サイトとしては大手の1つで、330社以上の中から最大10社の見積もりをまとめて比較できます。

引っ越し料金も最大で50%安くなるので、おすすめのサイトの1つです。

公式サイトはこちら

暮らしの達人グループサイト

  • マンション売却の達人
  • 注文住宅の達人
  • 土地活用の達人
  • 部屋探しの達人
  • 住宅ローン
  • 住宅リフォームの達人
  • 不動産投資の達人